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2025.08.22

【申込み受付中】異種間クロストーク #8「センスの哲学とアート—直観と挑発の交差」

IHJ Cultural Lobby異種間クロストーク#8
「センスの哲学とアート—直観と挑発の交差」

第8回となるIHJ Cultural Lobby 異種間クロストークは、「センスの哲学とアート—直観と挑発の交差」をテーマに、哲学者とアーティストによる対話をお届けします。
今回ご登壇いただくのは、フランス現代思想の研究や美術・文学など多領域を横断する活動を展開し、話題の著書『センスの哲学』(2024)が幅広い世代に売れ続けている哲学者・作家の千葉雅也氏。そして、2005年に東京で結成され、現代社会に対する強烈な問題提起を込めた作品を発表し続けるアーティスト集団Chim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー・卯城竜太氏です。

千葉氏は人間の直観的な理解を哲学として掘り下げ、卯城氏はChim↑Pomならではの感性で、時にはあえて挑発的にパフォーマンスし、常に社会に強烈なインパクトを与えてきました。本対話では、二つの視点が「センス」というキーワードで交差します。センスを磨きたい方、そしてセンスの良し悪しを超えて自由になりたい方、ぜひご参加ください。

日時: 9月12日(金)7:00 ~9:00 pm (開場:6:30 pm)
会場: 国際文化会館 講堂
スピーカー: 千葉雅也(哲学者・作家)、卯城竜太(Chim↑Pom)
モデレーター: 長谷川祐子(国際文化会館アートデザイン部門ディレクター)
言語: 日本語
参加費:一般4,000円、国際文化会館会員3,000円、学生2,500円
*会員配偶者・パートナーの方も会員チケットをお求めください。その他の会員ご同伴者様は一般価格で承ります

登壇者プロフィール

千葉雅也(哲学者・作家)

写真1978年、栃木県宇都宮市生まれ。哲学者、作家。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学、パリ高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。著書に『動きすぎてはいけない——ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(第4回紀伊國屋じんぶん大賞、第5回表象文化論学会賞)、『勉強の哲学』、『現代思想入門』(新書大賞2023)、『センスの哲学』など。小説作品に『デッドライン』(第41回野間文芸新人賞)、短篇「マジックミラー」(第45回川端康成文学賞)、『エレクトリック』などがある。

卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group)

写真アーティストコレクティブChim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー。2005年に東京で結成。社会問題やそのシステムに対して独特な視点から現代のリアルを提示、都市論などを展開する。国際的に活動を展開し、各国の国際展、ビエンナーレに参加。グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどにコレクションされ、アジアを代表するコレクティブとして活動を展開中。個人としては新宿のスペースWHITEHOUSEの運営や、歌舞伎町アートセンター構想委員会の他、秘匿性の高い展覧会「ダークアンデパンダン」のディレクション、執筆などを手掛けている。主著に「活動芸術論」(イーストプレス)など。

撮影: みなみあさみ

モデレーター

長谷川 祐子

はせがわ ゆうこ

アート・デザイン ディレクター



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