公益財団法人国際文化会館は、
優れた報道を顕彰する
「国際文化会館ジャーナリズム大賞」を
創設します。

本賞は、綿密な取材やデータを元に調査を行い、
日本と多様な世界との関わりの中で生じ
る新たな可能性と課題に光を当てた報道を
表彰いたします。

また、相互理解と共存・共生のあり方について
感動と洞察を与える報道を顕彰し、
日本におけるジャーナリズムの
さらなる発展を目指します。

選考委員長挨拶

林香里
林香里
東京大学大学院情報学環教授
東京大学理事・副学長
国際文化会館ジャーナリズム大賞について
このたび、PEP ジャーナリズム大賞は、「国際文化会館ジャーナリズム大賞」として新たなスタートを切ります。私たちはこの間、ジャーナリズムについて一層危機感を募らせてまいりました。ネット空間では、メディアが政治色によって分断され、さらにボーダーレスにフェイクニュースや不寛容に満ちた言論が広がり、その弊害は一国の統治にまで及ぶほど深刻になっています。また、AI など新たなテクノロジーの行方も見逃せません。したがって、PEP ジャーナリズム大賞を主宰したアジア・パシフィック・イニシアティブ(API)が公益財団法人国際文化会館と合併したことを機に、世界と日本が深く交わり、価値が多様化する世界において、これまで以上に「多様にして包容力と活力のある自由主義と民主主義を育てるジャーナリズム」を力づけたいと考え、一層訴求力のある賞へと衣替えすることにいたしました。

ここまでの PEP ジャーナリズム大賞受賞作は、昨年度は世界中で問題となっている環境汚染物質 PFAS についての調査報道、一昨年度はコロナ禍での自粛と正義のあり方についての問題提起でした。これらはいずれもグローバルな枠組みで問われてきた課題です。今後もこうした作品に代表されるような、世界と日本の関わりに焦点を当てた、日本発のスケールの大きなジャーナリズム作品を力づける賞にしてまいります。引き続きご支援ください。

主催者挨拶

船橋洋一
船橋洋一
公益財団法人国際文化会館
グローバル・カウンシル チェアマン
中東やウクライナでの戦争の勃発、パンデミックの拡大、気候変動など、世界は大きく、かつ複雑な変化に直面しています。このような時代において、真実を検証し、多様な視点を市民に与えるジャーナリズムの役割が極めて重要になっています。

公益財団法人 国際文化会館は、グローバルな「知の拠点」となることを目指し、2022 年7 月にアジア・パシフィック・イニシアティブ(API)と合併致しました。「国際文化会館ジャーナリズム大賞」は、合併を象徴する事業として、多様な世界との対話に不可欠であるジャーナリズムの醸成を目指し、グローバルに活躍する可能性を持つジャーナリストの皆様を応援してまいる所存です。また、この場をお借りして、本賞をご支援くださっているスポンサーの皆様に感謝を申し上げます。

応募概要

  • 以下の3部門について、
    部門ごとに候補記事を募集します。
  • 何れもテーマは
    「日本と世界の関わり」です。
大賞(賞金 150 万円)
「日本と世界の関わり」という観点から、日本の現代政治・経済・社会等の重要課題について、 優れた検証、調査をした報道。また、世界の中における日本の課題や挑戦に光を当て、
感動と勇気を与えた報道と作品。
  • オピニオン部門賞(賞金 50 万円)
    日本と世界の関わりについて冷静かつ広い視野で分析し、洞察に富んだ論考、論説、コラム。
  • 特別賞(賞金 30 万円)
    フリーランスや小規模メディアの
    記者等による優れた報道。
これとともに、各部門のファイナリスト
候補記事(優秀作品)も3点程度発表します。

対象となる候補記事の条件

募集対象となる候補記事は
以下の通りとします

なお、自薦・他薦は問いません。

  1. 2023年4月1日から2024年3月31日までの間に、公表された日本語の記事(書籍・映像は除く)。放送法の規定による「放送事業者」による記事も対象とする。
  2. 筆者(または筆者のグループ)につき1つの記事(同じテーマの企画・連載は1つとみなす)
  3. フリーランス・個人による報道、組織・チームによる報道であるかは問わない。
  4. 筆者、あるいは筆者のグループは、報道を主な職業としていることが条件(但しオピニオン部門はこの限りではなく、実務者、研究者などからの応募も受け付けます)。

応募方法

本フォーム(https://forms.gle/oL1DMwpdZxdv6mXm6)への入力をお願いいたします。応募作品はフォーム内にPDFファイルを添付ください。容量が大きく、10MB×5ファイルを超える場合は、以下メールにてご応募下さい。

応募フォームはこちら

メールでの応募方法

フォームへの入力が難しい場合は、以下項目について明記の上、メール(journalism@ihj.global)にPDFファイルを添付し、ご応募ください。メールの件名に「国際文化会館ジャーナリズム大賞 作品応募」と明記ください。 ファイルの容量が大きい場合、ファイル転送サービス(ギガファイル便等)の利用も可能です。

自薦の場合
  1. 著者氏名(ふりがな)
    ※グループの場合は代表者名を記載ください。
  2. 対象部門
    ※大賞・オピニオン部門賞・特別賞よりお選びください。
  3. 所属
    ※フリーランスの場合は「フリーランス」と記載ください。
  4. 住所
  5. 電話番号
  6. メールアドレス
  7. 著者経歴
  8. 記事・企画名
    ※連載・複数記事にまたがる企画の場合は、連載名/企画名(全X回)など、補足も含めて記載ください。
  9. 公開日
    ※対象期間は2023年4月1日~2024年3月31日です。
    ※連載の場合は、初回の公開日を記載ください。
  10. 応募記事(PDF添付)
  11. (容量が大きい場合)ファイル転送サービス URL
他薦の場合
  1. 著者氏名(ふりがな)
  2. 対象部門
    ※大賞・オピニオン部門賞・特別賞よりお選びください。
  3. 推薦者住所
  4. 推薦者電話番号
  5. 推薦者メールアドレス
  6. 著者氏名(ふりがな)
    ※グループの場合は代表者名を記載ください。
  7. 著者所属
    ※フリーランスの場合は「フリーランス」と記載ください。
  8. 記事・企画名
    ※連載・複数記事にまたがる企画の場合は、連載名/企画名(全X回)など、補足も含めて記載ください。
  9. 公開日
    ※対象期間は2023年4月1日~2024年3月31日です。
    ※連載の場合は、初回の公開日を記載ください。
  10. 応募記事(PDF添付)
  11. (容量が大きい場合)ファイル転送サービス URL

応募期間

2024年2月26日(月)~4月19日(金)23:59

選考・結果発表

締め切り日までに提出されたすべての応募作品について、選考委員会にて審査し、
2024年6月末に、受賞者に連絡の上、本ウェブサイトおよびプレスリリースにて発表致します。
また、7月に国際文化会館での表彰式を予定しております。

FAQ

日本国外で発表された応募記事も対象に含まれますか?
含まれます。ただし、日本語の記事に限ります。日本語への翻訳記事は対象外となります。
複数の記事の応募は可能ですか?
可能です。
応募する部門がわかりません。
ご自身が最も適していると考えた部門への応募をお願いいたします。選考委員間での審議を経て、受賞部門が変更となる可能性もございます。

【お問い合わせ先】

本賞に関するお問い合わせは、
以下までお願いいたします。

国際文化会館ジャーナリズム大賞事務局

選考委員

  • 林香里(委員長)

    林香里(委員長)

    東京大学大学院情報学環教授
    東京大学理事・副学長

  • 関美和

    関美和

    MPower Partners Fund 創業パートナー/翻訳者

  • 筒井清輝

    筒井清輝

    スタンフォード大学社会学部教授・ジャパンプログラム所長

  • 堂前宣夫

    堂前宣夫

    株式会社良品計画
    代表取締役社長

  • 山脇岳志

    山脇岳志

    スマートニュース
    メディア研究所 所長

  • 船橋洋一

    船橋洋一

    公益財団法人国際文化会館
    グローバル・カウンシル
    チェアマン

メディア掲載

2024.02.27

『国際文化会館ジャーナリズム大賞』の概要が読売新聞に掲載

アーカイブ

2022

授賞式の様子 全編

2021

授賞式の様子 全編

協賛

(五十音順)

国際文化会館ジャーナリズム大賞は以下の方々に協賛をいただいております

  • APAMAN株式会社
  • 株式会社学究社
  • 佐護 勝紀
  • 株式会社シルバーバックス・プリンシパル
  • 株式会社チェンジホールディングス
  • 吉村 英毅

運営団体

お問い合わせ先:
国際文化会館ジャーナリズム大賞事務局

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