プロフィール

1959年、神戸生まれ。2012年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士号取得。
1982年に国際交流基金に入職、35年にわたり日本を海外に紹介し、相互理解を増進する国際文化交流の現場に従事。同基金ニューデリー事務所長、日米センター事務局長、東南アジア総局長（ジャカルタ）、企画部長等を経て、2017年より跡見学園女子大学教授。インドネシアやインドにて積み重ねた文化・宗教と社会の関わりについての観察をもとに、国際文化交流政策、東南アジア・南アジアの現代文化、比較宗教社会学などを研究。
著書に『インドネシア　多民族国家の模索』（岩波新書、1993年）、『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭』（NTT出版、2000年、アジア太平洋賞特別賞）、『原理主義とは何か』（講談社現代新書、2003年）、『戦後米国の沖縄文化戦略』（岩波書店、2012年）、『インドネシア　イスラーム大国の変貌』（新潮選書、2016年）、『自分探しするアジアの国々』（明石書店、2021年）他。