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-Geoeconomics地政学・国際関係・地域研究
2026.07.01
イランの戦い方と日本への軍事的教訓:抗堪化された指揮統制とトンネルの効果(地経学ブリーフィング)
年末に予定される安全保障関連の戦略三文書の改定に向けた議論が政府内外で進んでいる。戦後、一度も戦争を経験していない日本は、防衛戦略や戦い方を検討するにあたり、これまで海外の戦争から教訓を学んできた。その多くは米国の経験に基づくものであり、日米共同作戦の必要性や装備品の共通性、情報アクセスの容易さを考えれば当然であろう。しかし、その結果として、遠征軍である米軍の攻勢的な視点に議論が偏るというセレクションバイアスも生じた。今回の戦略改定では、防御側であったウクライナへの関心が高まったことで、こうした偏りは一定程度是正されつつある。