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-Geoeconomics地政学・国際関係・地域研究

2026.07.15

揺らぐ海洋秩序:ホルムズ海峡危機とインド太平洋(地経学ブリーフィング・後藤 祐樹)

2026年2月に米国とイスラエルがイランへの武力行使を行ったことに対し、イランはホルムズ海峡を事実上封鎖することによって、影響力の行使を試みてきた。ホルムズ海峡危機は、エネルギー資源のグローバルなサプライチェーンに影響を与えたという点で、地経学的なインパクトをもたらしたといえる。このような行動は、同海峡が幅の狭いチョークポイントであるという地理的な特性によって可能となった側面もあるが、ホルムズ海峡危機は単なる特定の海峡の問題としてではなく、グローバルな海洋秩序に影響をもたらした事象として捉える必要がある。