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-Geoeconomics地政学・国際関係・地域研究

2024.03.13

東アジアの手前で「戦争のドミノ」をいかに止めるか(地経学ブリーフィング)

混とんとする世界秩序の中で戦争のドミノが倒れてきている。ロシア・ウクライナ(露ウ)戦争は3年目に突入し、ガザの戦火は中東全体に火の粉を飛ばしている。暴力による現状変更を厭わない国々が結託し、第二次大戦後の国際秩序を保ってきたルールを無視する一方、そのルールを創設し、護持してきたアメリカは国内の分断に苦しみ、秩序の守護者としての役割に疲弊している。東アジアには台湾海峡と朝鮮半島という巨大な火薬庫がある。この東アジアの火薬庫に戦争のドミノを倒さないためには、何が必要か。戦争の敷居が下がりつつある今こそ、西側諸国のみならず、中国を含む国際社会全体が真剣に考え、世界的な破局を防ぐため行動しなければならない。

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