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-Geoeconomics地政学・国際関係・地域研究

2023.07.10

ウクライナが求める「平和の公式」という停戦条件(東野篤子・地経学ブリーフィング)

【連載第3回:ウクライナ反転攻勢の行方】ロシアによるウクライナ侵略は、開始から1年半を迎えようとしているが、現時点で停戦して和平交渉に入る意志は、ウクライナとロシアの双方に存在していないのが現実である。仮にロシア軍がウクライナ国内に残る状況で停戦交渉を行えば、ロシア軍が態勢を整えて再侵攻を準備する恐れもある。このため、一人でも多くのロシア兵を国境外まで押し出した状況でなければ、停戦交渉は意味を持たないというのが、ウクライナ側の支配的な認識となっている。

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