IHJ Cultural
Lobby
異種間クロストーク
国際秩序の変化や、AI、気候変動、DE&I推進など検討すべき課題も山積みの現代社会において、共感やコミュニケーションをもたらす「アート」の智慧が、文化や政治経済、科学などの分野をまたいで社会をつなぎ、分断の現在に対して文化・芸術の役割を斬新な視点から語り、共有することを目的としています。
異種間クロストークとは
今日の世界では、ウクライナやガザをはじめ多くの場所で秩序の均衡が失われ、回復の見通しが立っていません。また生成AI、気候変動、DE&I推進など、検討すべき課題も山積しています。国際文化会館アート・デザイン部門が実施する異種間クロストークでは、共感やコミュニケーションをもたらす「アート」の智慧が、文化や政治経済、科学などの分野をまたいで社会をつなぎ、分断の現在に対して文化・芸術の役割を斬新な視点から語り、共有することを目的としています。
第9回「日本アニメとアメリカ—文化と経済の意外な接点」
鷲尾天 (プロデューサー)× モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト・音楽家)
スピーカー:鷲尾天 (プロデューサー)× モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト・音楽家)
モデレーター:長谷川祐子(国際文化会館アート・デザイン部門ディレクター
アニメ・プロデューサーの鷲尾天氏とジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏を迎え、日本アニメとアメリカ経済の関係を深掘り。成功や強さよりも、試行錯誤や迷いの過程を描く日本アニメは、なぜ世界の若者の心をつかんだのか? 「弱さ」や「未完成であること」を肯定する物語構造に注目し、その社会的背景と影響力を読み解きました。日本とアメリカ、文化と経済、子どもと大人を横断するアニメの力が語られています。
*モーリー・ロバートソン氏は2026年1月29日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
東映アニメーション株式会社 執行役員、企画部 エグゼクティブプロデューサー、製作部 部長。1965年秋田県秋田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。三省堂、秋田朝日放送を経て1998年東映動画(現東映アニメーション)入社。2004年「ふたりはプリキュア」を立ち上げ、2008年「Yes!プリキュア5GoGo!」まで5年間プロデューサーを務めた。2015年からは統括としてプリキュアシリーズに関わり、現在までTVシリーズ22作品、映画33作品が製作されている。他に「怪談レストラン」「トリコ」「おしりたんてい」「銭天堂」「科学×冒険サバイバル!」などを立ち上げた。2024年に短編アニメーション「あめだま」を製作。世界各地の映画祭で7冠を獲得。2025年 第97回米アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされる。
日米双方の教育を受け富山県高岡高校卒業したのち、1981年に東京大学とハーバード大学に現役で同時合格する。日本語で受験したアメリカ人としてはおそらく初めての合格者。東京大学、ハーバード大学に加え、MIT、スタンフォード大学、UCバークレー、プリンストン大学、エール大学にも同時合格。東京大学を1学期で退学し、ハーバード大学に入学。電子音楽とアニメーションを専攻。アナログ・シンセサイザーの世界的な権威に師事し、1988年ハーバード大学を卒業。2018年に内閣省「COOL JAPAN」官民連携プラットフォーム総会 登壇、2019年には東京新聞 イメージキャラクターを務める。2021年から現在まで富山県氷見市 政策参与 任命されている。またドラマにも積極的に出演をしており、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」マシュー・ペリー役として、また2024年にはWOWOW「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-」エディ・ダン役として出演。2024年には書籍「日本、やばい。いいねとコスパを捨てる新しい生き方のススメ」文藝春秋 刊行。
アーカイブス
第1回 「コミュニケーションの起源としての踊りとは?」
山極壽一 × 森山未來
第2回 「生命と知とは何か:AIと考える新しいヒューマニティー」
池上高志 × スプツニ子!×アンドロイド「オルタ3」
第3回 「デジタルと物質の交差点:新しいマテリアリティーの探求」
筧康明 × 池田晃将
第5回「これからの情報文化戦略と建築―アジア太平洋の視点 」
隈研吾× 近藤正晃ジェームス
第6回「宇宙をめぐる国際政治とアート」
緒方壽人×松田聖大× 鈴木一人
第9回「日本アニメとアメリカ—文化と経済の意外な接点」
鷲尾天 × モーリー・ロバートソン
IHJ Cultural Lobby「最近どお? Ça va?」
第1回 オトボン・ンカンガ(ビジュアルアーティスト・パフォーマンスアーティスト)
第2回 レアンドロ・エルリッヒ(アーティスト)
第3回フランシス・ケレ(建築家/Kéré Architecture創始者)
モデレーター
YouTubeチャンネル
本企画はI-HouseのYouTubeチャンネルにて配信しています。アンバサダー・イン・タウン他、アイハウスに関するプログラムの動画についてはこちらをご覧ください。