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-Geoeconomics地政学・国際関係・地域研究
2024.03.06
ウクライナ戦争がもたらした国際安全保障上の新しい課題(松村五郎・地経学ブリーフィング)
ウクライナでは、今も両国軍が真正面からぶつかり合う本格的軍事戦争が続いている。この戦争がどう終わるかは、今後の国際安全保障秩序がどうなっていくかを考える上で、大きな意味を持っているのは確かである。しかしそれと同時に、今の戦況に目を奪われるあまり、2年前にロシアがどのような侵略シナリオを描いていたのかという分析を忘れてしまうと、今後現れてくる国際安全保障上の新しい課題を捉え損ねてしまう恐れがある。