受賞作品
第3回 国際文化会館ジャーナリズム大賞
大賞
年間企画「TSMCインパクト」
記事リンク熊本日日新聞編集局
TSMC取材班: 林田賢一郎(大津総局長)、草野太一(地域報道本部員)、立石真一(くまTOMO編集委員)、豊田宏美(くまTOMO編集委員)、馬場正広(地域報道本部員)、田代智也(小国支局長)、志賀茉里耶(菊池支局長)、嶋田昇平(地域報道本部員)、山本文子(地域報道本部員)、川野千尋(東京支社員)、樋口琢郎(地域報道本部員)、小山智史(地域報道本部員)、宮崎あずさ(阿蘇総局長)、上野史央里(地域報道本部員)、園田琢磨(東京支社員)、植木泰士(地域報道本部員)、丁将広(地域報道本部員)、清水咲彩(地域報道本部員)、後藤幸樹(水俣芦北総局長)、伊藤恩希(水俣芦北総局員)、中尾有希(東京支社員)、久保田尚之(地域報道本部社会担当部次長)、澤本麻里子(文化部員)、前田晃志(文化部員)、東有咲(編集一部員)、井田真太郎(文化部員)、宮﨑達也(玉名総局長)、渡邉昴(運動部員)、野村拓生(編集一部員)、水田智(八代支社員)、野方信助(天草総局長)、上村彩綾(合志支局長)、丸山宗一郎(運動部員)、東寛明(人吉総局長)
受賞にあたっての
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世界的な半導体メーカー台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出は、そのインパクトの大きさから黒船に例えられました。経済波及効果への期待は大きく、関連企業の進出やホテルの建設が相次ぎました。一方で交通渋滞や人手不足、農地の減少といった影の側面も見えてきました。熊本が誇る地下水への影響には、県民も強い関心を持っています。水俣病の取材を続ける新聞社として、異変がないか注意深く見守っていきます。
大賞
ファイナリスト
ファイナリスト
「移民と社会」
記事リンク毎日新聞東京社会部
取材班代表 川上晃弘(専門記者、現東京社会部長)
千脇康平(デジタル報道グループ、現編集局)、宗岡敬介(社会部西部グループ)、池田真由香(社会部西部グループ、現運動部)、朝比奈由佳(社会部東京グループ)、武内彩(アジア総局、現社会部大阪グループ副部長)、妹尾直道(経済部)、佐久間一輝(経済部)、鴨田玲奈(経済部)
千脇康平(デジタル報道グループ、現編集局)、宗岡敬介(社会部西部グループ)、池田真由香(社会部西部グループ、現運動部)、朝比奈由佳(社会部東京グループ)、武内彩(アジア総局、現社会部大阪グループ副部長)、妹尾直道(経済部)、佐久間一輝(経済部)、鴨田玲奈(経済部)
選出にあたっての
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外国人排斥の声が国内で強まっていると言われます。しかし、現実はそれほど単純ではありません。
外国人に向けられる日本人のまなざしには、怒りや嘲笑だけでなく、羨望や信頼も入り交じっています。外国人との関わりを取材するなかで、私たちは日本社会のリアルな姿と、その現在地を見つめてきました。
この企画が、「外国人問題」という一言では括れない現実を理解する一助となれば幸いです。
外国人に向けられる日本人のまなざしには、怒りや嘲笑だけでなく、羨望や信頼も入り交じっています。外国人との関わりを取材するなかで、私たちは日本社会のリアルな姿と、その現在地を見つめてきました。
この企画が、「外国人問題」という一言では括れない現実を理解する一助となれば幸いです。
大賞
ファイナリスト
ファイナリスト
連載「半島の特攻兵」
記事リンク中日新聞
代表:澤田敦(中日新聞岐阜支社報道部長、前名古屋本社社会部次長)
取材班:曽布川剛、鈴木啓太、寺西雅広、武藤周吉(名古屋本社社会部)、木下大資(名古屋本社国際部) 斎藤雄介(ソウル支局)、加藤拓(名古屋本社選挙調査室)
取材班:曽布川剛、鈴木啓太、寺西雅広、武藤周吉(名古屋本社社会部)、木下大資(名古屋本社国際部) 斎藤雄介(ソウル支局)、加藤拓(名古屋本社選挙調査室)
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知覧特攻平和会館で長年、遺影に「ご遺族・連絡先不明」の付箋が貼られていた朝鮮人特攻兵の足跡を追いました。日韓両国での地道な取材で事実を積み重ね、戦争に翻弄された一個人の物語から、当時の日韓関係の一端、および両国に横たわる歴史認識のズレを浮かび上がらせました。戦後80年、日韓国交正常化60年にあたる2025年に取り組んだこの連載が、両国の相互理解を深め、新時代の交流を育むことにつながればと願います。
オピニオン賞
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研究協力者であるingeniSPACEの情報提供により、これまで主に南シナ海で行動していた中国の海上民兵船が、東シナ海でも数千隻の規模で活動していることがわかりました。私たちはそこに中国研究の知見を組み合わせ、大規模動員実現のため、中国が10年以上かけて重層・統合的に準備を進めてきたと分析しました。こうした蓄積を受け、中国の海洋進出のフェーズは急速に上がっています。重たい課題ではありますが、この賞で分析の重要性やチームワークの有効性を認めていただき、感謝にたえません。
オピニオン賞
ファイナリスト
ファイナリスト
日本人ファーストに対する事実に基づいた考察
(掲載:時事ドットコム)
記事リンク
国際基督教大学教養学部
准教授
准教授
橋本直子
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日本でも2040年には外国人住民が1000万人、つまり人口の約1割を占めることが予想されています。外国人との共生社会をどう作っていくかは、日本にとって喫緊の課題です。この度オピニオン賞のファイナリストに有難くご選出頂きましたのは、外国人政策の重要性を反映したものと受け止めております。また記事の寄稿にお誘い頂き、推敲・編集にご尽力頂きました時事通信社の冨田政裕様にも、この場を借りて御礼申し上げます。
特別賞
パリパラリンピック選手へのパワハラと不適切会計
(掲載:スローニュース)
記事リンク
フリーランス
小泉耕平、山口なつ香
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パリパラリンピックの輝かしい舞台の陰で、パラバドミントン選手たちはパワハラや多額の金銭負担に苦しんでいました。取材を進めると、競技団体幹部による不適切支出も分かりました。幹部らは一部不正を認めながら説明責任を十分果たさず、統括団体も責任を正面から問おうとしていません。国際舞台で結果を残してきた選手の尊厳を軽視しているのではないか。受賞は声を上げにくい選手を守るための警鐘と受け止め、取材を続けます。
受賞にあたっての
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光栄です。「リークに負けない」「ひとりでもできる」外交・安全保障報道を模索した結果のひとつが、この形です。とはいえ、多くの方々に支えられての受賞であることは間違いありません。激動の現場で今に至る歴史を刻んできた当事者やジャーナリスト、そして研究者の皆様に御礼を申し上げます。入社32年になる朝日新聞社にも感謝です。引き続きご指導をいただければ幸いです。
特別賞
ファイナリスト
ファイナリスト
AI時代の「命綱」海底ケーブル巡る新冷戦—米中競争にテック、そして日本
記事リンクブルームバーグ
取材:Philip Heijmans, Yian Lee, Christopher Udemans,
Adrian Leung
編集: Malcolm Scott, Ingrid Fuary-Wagner, Shadab Nazmi, Jeremy Diamond
写真編集:田中ゆき
翻訳:杉山容俊、蒲原桂子、斎藤康史
編集: Malcolm Scott, Ingrid Fuary-Wagner, Shadab Nazmi, Jeremy Diamond
写真編集:田中ゆき
翻訳:杉山容俊、蒲原桂子、斎藤康史
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インターネットのインフラである海底ケーブルは、世界の通信の95%以上を支え、AIの普及やデータセンター急増で重要性の増す戦略資産です。米中による囲い込みや水面下での通信遮断、テック企業の参入といったリアルな覇権争いを、本記事は緻密なグラフィックで描き出しました。経済産業省も重要分野に位置づけるこの危機は日本でも大きな課題であり、他国に命綱を握られないための「デジタル主権」を考えるきっかけとなれば幸いです。
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