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国際文化会館

公益財団法人 国際文化会館

公益財団法人国際文化会館は、日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体です。

このような目的をもつ国際文化会館の事業活動は、主として文化、学術、教育などの分野において、独自にあるいは内外のさまざまな機関と協力して、各種の国際交流事業を実施するプログラム部門と、その事業を支える国際交流の場としての施設の維持運営にあたる業務部門とから成っています。そしてこの両部門が有機的に結びつき、相互に補完し合いつつ効果的に事業を進めていることが、国際文化会館の最大の特色です

国際文化会館のMission

多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する。

選考委員会

選考委員長挨拶

林香里

東京大学大学院情報学環教授
東京大学理事・副学長

2024年度に創設された「国際文化会館ジャーナリズム大賞」は、日本発のスケールの大きなジャーナリズム作品を称え、世界と日本の関わりに光を当てることを目的とした賞です。現在、世界は複数の紛争を抱え、分断と対立が顕在化し、極めて不安定な状況にあります。本来、ジャーナリズムは権力や当局を監視し、国境を越えて社会のさまざまなステークホルダーをつなぐ役割を担うべき存在です。しかし、その機能も弱体化しつつあり、特にオンラインのプラットフォーム上では、アテンション・エコノミーの影響によりフェイクニュースやヘイトスピーチが横行し、ジャーナリストへの攻撃も深刻化しています。また、ブラックボックス化した人工知能技術の利用が進む中、その影響と倫理的課題についても慎重な議論が求められています。一方で、グローバル化の進展に伴い、日本と世界の関わりはこれまで以上に深まり、価値観も多様化しています。このような時代だからこそ、「多様性を尊重し、包容力と活力を備えた自由主義と民主主義を育むジャーナリズム」の重要性はますます高まっています。本賞が多くの方々に関心を持っていただき、より広く認知されることで、ジャーナリズム全体の発展を後押しできるよう、審査員一同、尽力してまいります。本年も、伝統的メディア・オンラインメディアを問わず、多くの方々からのご応募を心よりお待ち申し上げております。

主催者挨拶

船橋洋一

公益財団法人国際文化会館
グローバル・カウンシル チェアマン

中東やウクライナでの戦争の勃発、パンデミックの拡大、気候変動など、世界は大きく、かつ複雑な変化に直面しています。このような時代において、真実を検証し、多様な視点を市民に与えるジャーナリズムの役割が極めて重要になっています。
公益財団法人 国際文化会館は、グローバルな「知の拠点」となることを目指し、2022年7月にアジア・パシフィック・イニシアティブ(API)と合併致しました。「国際文化会館ジャーナリズム大賞」は、合併を象徴する事業として、多様な世界との対話に不可欠であるジャーナリズムの醸成を目指し、グローバルに活躍する可能性を持つジャーナリストの皆様を応援してまいる所存です。
また、この場をお借りして、本賞をご支援くださっているスポンサーの皆様に感謝を申し上げます。

公益財団法人 国際文化会館──

公益財団法人国際文化会館は、日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体です。

国際文化会館のMission──

多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する。

賞の沿革

国際文化会館ジャーナリズム大賞について

沿革

本賞は、アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)が主催していたPEPジャーナリズム大賞を前身とし、2022年7月のAPI・国際文化会館の合併を機に、より訴求力のある賞として2024年に新たに創設されました。PEPジャーナリズム大賞では、環境汚染物質PFASについての調査報道(2023年)や、コロナ禍での自粛と正義のあり方についての問題提起(2022年)など、グローバルな視点で社会課題に切り込んだ作品を表彰してきました。

概要

国際文化会館ジャーナリズム大賞は、綿密な取材やデータを元に調査を行い、日本と世界との関わりの中で生じる新たな可能性と課題に光を当てた報道を表彰いたします。また、相互理解と共存・共生のあり方について感動と洞察を与える報道を顕彰し、日本におけるジャーナリズムのさらなる発展を目指します。

三つの部門

大賞(賞金150万円)

国際文化会館ジャーナリズム大賞は、綿密な取材やデータを元に調査を行い、日本と世界との関わりの中で生じる新たな可能性と課題に光を当てた報道を表彰いたします。また、相互理解と共存・共生のあり方について感動と洞察を与える報道を顕彰し、日本におけるジャーナリズムのさらなる発展を目指します。

オピニオン部門賞(賞金50万円)

日本と世界の関わりについて冷静かつ広い視野で分析し、洞察に富んだ論考、論説、コラム。

特別賞(賞金30万円)

フリーランスや小規模メディアの記者等による優れた報道。

賞の意義

メディアの政治的分断の深刻化、フェイクニュースの拡散、AIなど新技術がもたらす課題など、ジャーナリズムを取り巻く環境が大きく変化する中、本賞は「多様にして包容力と活力のある自由主義と民主主義を育てるジャーナリズム」の発展を支援します。

選考

各分野の専門家で構成される選考委員会が、応募作品の中から厳正な審査を行います。調査の深さ、取材の綿密さ、そして日本と世界の関係性への洞察を重視し、優れた作品を選定します。

選考結果は毎年公表され、受賞作品は国際文化会館のウェブサイトでご覧いただけます。なお、第1回となる2024年は64件の応募があり、各部門で優れたジャーナリズム作品が表彰されました。

よくある質問(FAQ)

応募資格・対象

Q

フリーランスや小規模メディアは特別賞にしか応募できず、受賞部門は応募時に確定しますか?

Q

いいえ。各賞へのご応募をお待ちしております。なお、選考委員会による審査では、作品を総合的に評価いたします。そのため、フリーランスや小規模メディアの方からの作品が大賞を受賞したり、大手メディアの方からの作品が特別賞を受賞したりする可能性もございます。

Q

日本国外で発表された応募記事も対象に含まれますか?

Q

含まれます。ただし、日本語の記事に限ります。日本語への翻訳記事は対象外となります。

Q

複数の記事の応募は可能ですか?

Q

可能です。ただし、同一の個人または取材班・グループからは1作品のみの応募となります(同一組織内での複数応募は可能です)。

Q

同一テーマの連載は複数の記事として扱われますか?

Q

いいえ、同一テーマの連載は1作品とみなします。

Q

書籍や映像作品は応募できますか?

Q

いいえ、書籍・映像は対象外です。一般報道記事および放送法による放送事業者のオンライン記事が対象となります。

応募方法・プロセス

Q

応募する部門がわかりません

Q

ご自身が最も適していると考えた部門への応募をお願いいたします。選考委員会による審査を経て、受賞部門が変更となる可能性もございます。

Q

郵送やメールでの応募は可能ですか?

Q

いいえ、応募はHP掲載のフォームからのオンライン申請のみ受け付けています。

Q

他薦の場合、何か追加で必要な情報はありますか?

Q

はい、推薦者のご連絡先(氏名やメールアドレスなど)の記入が必須となります。

受賞後について

Q

ファイナリストに選ばれたら必ず受賞できますか?

Q

いいえ、ファイナリストとは「最終選考に進んだ作品」であり、「本賞の受賞」を意味するものではありません。

Q

受賞後の対応について教えてください

Q

受賞者・チーム、およびファイナリストの方々には、国際文化会館で開催される表彰式へのご出席をお願いしております。また、メディアインタビューなどへのご協力をお願いする場合があります。

権利・情報

Q

応募作品の著作権はどうなりますか?

Q

応募作品の著作権は応募者に帰属します。ただし、受賞作品は当館Webサイト、プレスリリース、SNSなど関連媒体で紹介させていただきます。

Q

選考結果に不服がある場合は?

Q

選考結果への異議申し立ては受け付けておりません。また、選考プロセスについてのお問い合わせにも応じておりません。

Q

個人情報の取り扱いはどうなっていますか?

Q

ご提供いただいた個人情報は主催者が管理し、選考や運営、関連情報のご提供の目的でのみ使用いたします。利用目的および範囲外での使用・第三者への情報提供は行いません。

【お問い合わせ先】

本賞に関するお問い合わせは、
以下までお願いいたします。

国際文化会館ジャーナリズム大賞事務局

journalism@ihj.global

運営団体